病院で求められるイメージに近づくために

初めて社会人として働きだした時、悩んでしまうことのひとつが化粧だろう。学生時代は自分好みの化粧をしていて問題ないが、社会に出ると仕事にふさわしい化粧をしろと上司に叱られ、悩みを抱えてしまう女性も多いという現状がある。

社会においては、万人受けのするナチュラルメイクを好まれることが多いといわれている。学生時代に派手な付けまつげやカラーメイクを楽しんでいた人にとっては、物足りなさを感じてしまう場合もあるだろう。

特に、看護師や医療系の仕事に就いた場合、ナチュラルな化粧を求められることが多い。看護師や医療系の化粧にポイントがあるとすれば、ずばり清潔感だろう。医療や病院のクリーンなイメージを意識した、清潔感のあるすっぴんに近い化粧が好まれる傾向にある。そのため、濃い化粧や色使いの派手な化粧は避けた方が無難だといえる。普段から当たり前のように濃いめの化粧をしていた人は、看護師に似合うメイクを一から学んでおいた方がいいだろう。

もし化粧が好きで、業務中にもこだわりを持った化粧を楽しみたいという場合には、ベースメイクを工夫してみると良いだろう。具体的にいうとクリームファンデーションを使用してツヤ感の強い、はつらつとしたイメージを目指してみたり、パウダーファンデーションを使用して、ふんわりと素肌に近い抜け感を演出してみるといった具合だ。

化粧品を選ぶ時は、自分の顔立ちに合うものや、なりたいイメージを持って選ぶと失敗が少なくなるだろう。また、眉の角度やアイラインは下げ気味に描くことも重要だ。優しい印象を演出でき、患者さんに安心感を与える顔立ちに近づくことが出来る。